1. ベッコウバチ 2. 15〜27mm 3. 本〜八 4. 7〜9月
初夏に現れて、クモを狩ることで知られるハチ。 自分の体より大きなクモに毒針を刺して麻酔をかける。 麻痺して動けなくなったクモを土中の巣穴まで運ぶ姿をよく見かける。 巣穴に入ると、そこに産卵して、孵化した幼虫は身動きできなくなったクモを餌にして成長する。 ベッコウバチは獲物であるクモを運ぶ時、草木の先端から急に飛び降りたりして巣穴までの距離を縮めたり、水上にクモを浮かばせて、その上に乗り羽をはばたかせてホバークラフトのようにして進むこともあるらしい。 なかなか賢いやつだ。

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